

大学受験勉強をさせるからといって、生きていくために必要な時間は絶対に削ってはいけない。その代表的なものが睡眠時間だ。睡眠を削って勉強しても勉強ができるようにはならない。睡眠時間を削って勉強すると記憶力は落ちるし、集中力も落ちる。勉強の能率が悪くなるのだ。睡眠時間を削って5時間勉強しても、3時間分くらいの密度にしかならないことも多い。それならば、ぐっすりと休ませて、4時間みっちり勉強させたほうがよほどたくさんの勉強ができる。受験勉強で一番やり玉に挙げられるのは、塾から帰ってくるのが夜の10時、11時になってしまい、そのあとに宿題をやるから、子供がろくに寝ていないというものだ。睡眠時間を削るということは絶対に避けなければいけない。なぜならば、子供の脳の発達に悪影響を及ぼすからである。そういう状態が続くようなら、家から近い塾に変えるということも必要だ。
学習塾でCAIを使うには主に二つのケースがあります。一つは一斉授業の予習として使う方法で、一人で楽しく予習をCAIでしたあと、黒板を使った一斉授業を受けます。もう一つは一斉授業が終わったあと、補習用として個別指導をするためにCAIを使用する方法で、復習が中心となります。塾によってはCAIのみで黒板は使わないというところもありますが、どちらにせよ、予習中心に使うか復習中心に使うかの二つの方法があります。どちらの方法でも上手にCAIを使いこなせれば、学習効果はかなり期待できます。CAIの特徴は個別学習に向いているというだけでなく、キーボードを操作しているうちに、コンピュータにも強くなり、関心を示す子どもが増えてくるということです。コンピュータ機器は、これからの時代にはなくてはならないものの一つになるでしょう。未来の教育を先取りするためにも、CAIを使った学習塾は増加してくるものと思われます。
授業時間の総量の次に注目するのは授業時間の配分、つまり「どの時期にどの程度の授業が割りふられているか」という点で、これも予備校に入る時に確認することが不可欠です。一般に予備校に入った当初は時間割に余裕がありますが、受験勉強も後半に入ると授業時間数が飛躍的に増えるもので、子供や親の負担は急激に増加します。とくに直前対策期では公開摸擬テストや志望校の過去問演習などに時間が取られますから、これに加えて授業時間数が急増しだのでは子供の気力と体力がもちません。受験勉強の最終段階で授業時間が増加するのはしかたないとしても、入塾当初の一、二割増し程度が実質的な限界ではないでしょうか。良心的な予備校は子供や親の負担に配慮した授業時間の総量、授業時間の配分を設定するものです。